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歯周病が深刻な状態になると呼吸器官に影響を及ぼす

口腔内歯垢(プラーク)が主な原因として起こる生活習慣病の1つに歯周病があります。
歯垢には300~500種の細菌が生息しているとされており、原因菌の特定はなされていないものの総称として歯周病菌の名称が用いられています。

歯周病菌は、歯周ポケット内で増殖をすることで様々な炎症性症状を引き起こします。
進行度合いによって、歯茎からの出血、歯茎の腫れ、食べ物が詰まりやすくなったり歯のぐらつき、口臭がするなどの症状が現れ、さらに進行すると歯が抜けてしまうこともあります。

歯周病は、一般的には口の中だけの症状として認識されています。
一方、最近では健康に影響を及ぼすことが確認されており、歯周病菌が関係する主な全身疾患として、誤嚥性肺炎、感染症心内膜炎・敗血症、心筋梗塞、糖尿病・メタボリックシンドローム、早産・低体重児出産などが指摘されています。

全身疾患に移行する原因としては、大きく2つがあり、まず、唾液や呼吸器官を介して肺に入り込むことがあります。
次に毛細血管を介して体の中に入り込むことがあり、血管からの場合には全身に細菌が運ばれることになります。
例えば、心臓病の1つでもある感染症心内膜炎は歯周病と間違いなく関連することが確認されており、心臓の内壁を覆っている心内膜が感染をすることで炎症を起こし、心臓の動きが低下します。
因みに心臓病は、現在、日本人の死因として第2位、約15%を占める病気になっています。

歯周病との関係が注目され、死亡率が高いことでも知られている症状に肺炎があります。
肺炎は、死因死亡率で第4位を占め、その92%が65歳以上の高齢者、さらに70歳を超えると急激に増加することが確認されています。
ここでは、誤嚥性肺炎など呼吸器官への感染が注目されており、死亡率の高さから社会問題となっています。
通常であれば肺や器官は、咳など生理的に反応をすることで口の中の細菌が侵入することを防ぎます。
一方、高齢者の場合、その機能が低下しているために誤って唾液などと一緒に気管に入れてしまうことが多くなり、誤嚥性肺炎を発症すると言われています。

歯周病は初期段階ではほとんど自覚症状が無いのが特徴です。
進行しても、症状を感じない人も多くおり、放置してしまう原因の1つになっています。
一方、最近では、口腔内だけでなく体全体に及ぼす影響も指摘されており、重症化してしまうと死へ至るリスクが高い疾患も報告されています。
歯周病の治療は、早い段階から行うことが最も効果的であり、口腔内だけでなく、全身疾患に対するリスクも避けることができます。

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